こういうふうになりたいっていう理想ははっきりしている。
そこへたどり着くまでの手段もわかってる。
あとはやるだけだ!
・・・でもなぜかできない。
こういうことってかなりありますよね。
やる気を出すために『プロフェッショナル仕事の流儀』を観る。
大きな挫折があってもそれを克服して、輝かしい未来を手に入れる。かっこいいい。
自分もこの人のように頑張ろうって思う。
でも次の日は頑張れても、明後日になるとまたやる気が出ない。
またやる気が低下している。次週のプロフェッショナル仕事の流儀は誰かな?同時に情熱大陸も観たらやる気をキープできそうかな。。。
本人にしてみれば一生懸命なのかもしれません。
でもこうやって文章にして「この人」を眺めてみると、残念ながら理想に全然近づいていないわけで。
僕はこういう状態に陥ったことがあったのですが、簡単に克服することができました。
少しだけ僕自身の話をしてみたいと思います。
問題:この話の中に継続のヒントが隠されています
僕は1日の中心を椅子に座って過ごします。
デスクの上にあるパソコンに向かって、カタカタと文章を作ったりすることが多い毎日です。
この仕事を始めてすぐに、このままだと体を動かす時間が激減して、運動不足で筋肉が落ちたり、体重が増えてしまうということが予想できました。
それを改善するために、数年前からジムに通いだすようになりました。
もう4,5年ぐらい経ちましたかね?なんとか頑張って続けることができています。
ここまで続けてるとはいえ、実は今でもジムに行くのが面倒に思うときがかなりあります。
僕は2、3日に1回のペースで通っているのですが、
- 「今日は行きたくないな」
- 「サボっちゃおうかな」
- 「めんどくさいな」
って思うことがかなりあります。
もしかするといつも無意識に思ってるかもしれません。
- 「今日は天気悪いし、濡れるのも嫌だから、外に出ないようにしようかな」
- 「今やらなければいけない作業があるから、今日はやめようかな」
- 「今日は寝不足だし、体に負担かかるからやめようかな」
みたいに、行かない理由を探してしまうこともあります。
でも無理矢理にでも、着替えとシューズを持ってジムに行くんですよね。
ジムでは軽い筋トレとランニングをすることがほとんどです。
最初に筋トレをしてからランニングをして終わる、というのがすでにルーティン化されています。
そのためジムに入ってしまえば「やりたくないな」っていう気持ちはほとんど無くなっています。
でもランニングマシンを使ったランニング。これが面倒に感じるときがあるんですよね。
ランニングマシンを使ったことがある人はわかると思いますが、カロリー消費の数値が表示されます。
何キロ走ったら、何分走ったら、どれだけカロリーが消費されるのかっていうアレです。
ランニングマシンを使う人は「キロ数」や「時間」を目安に走る人が多いですが、僕はカロリー消費数を目安に走っています。
だいたい500キロカロリーを消費することを目安にしてます。。時間でいうと45分ぐらい、キロ数でいうと7キロぐらいでしょうか。
このランニングなんですが、走り始めが一番辛いんですよね。
いつも思うのですが、100キロカロリー程度消費した段階で「もう走るのやめようかな」ってなります。
何度もメーターを確認して「まだ150キロカロリーしか消費してない」とか「あと350キロカロリー分残ってるとか」そんなことばっかり考えてしまいます。
でも、当たり前ですが、走り続けていれば時間は経つし、キロ数も増えるし、カロリー消費数も増えるんですよね。
意識していると「まだ終わんないかな」って思うけど、意識しなかったらなんだかんだで500キロカロリーを消費できてます。
そしていつも走り終わったあとは、「やめないで走り続けてよかったな」思えます。
ジムで運動が終わったあとはシャワーを浴びるのですが、体を洗って着替えてるときには心もスッキリしているので「今日もジムに来てよかったな」って思えます。
理想と現実の間には「ネガティブ」がある
- ジムで運動する「前」の感情と、運動した「後」の感情。
- ランニングを「始めたとき」感情と、「終えたとき」の感情。
この2つはまったく違います。
運動不足解消のため、体重が増えてしまうことを防ぐために、ジムに通うようになりました。
だから僕は自ら「ジムに行きたい!」って思っているということになります。これが理想です。
そしてジムで運動をした後「今日もジムに行ってよかった!」って思うわけです。
「ジムに行きたい!」
↓
「今日もジムに行ってよかった!」
っていうことですが、実際は
「ジムに行きたい!」
↓
「ジムに行くの面倒!ランニング嫌だ!」
↓
「今日もジムに行ってよかった!」
っていうネガティブな気持ちが入り込んでいるわけです。これ、面白いですよね。
理想と現実とのギャップを埋めるには、間にネガティブな気持ちが必ず生まれるわけです。
いくら自分のやりたいことがあったとしても、ネガティブな気持ちは必ず生まれます。
例えばロールプレイングゲームだって楽しいですが、次のダンジョンに進むためには、レベル上げをしなくちゃいけません。
地道に敵を倒すことで経験値(ポイント)を獲得し、それを繰り返えさないとできません。
こういう地道な作業ってつまらないわけです。
でもその結果レベルアップすることができて、次のステップに進むことができるようになります。そしてまた楽しいなって気持ちを味わうことができる、と。
ネガティブな感情は徹底して無視
つまり継続をするためには、この理想と現実の間にあるネガティブな気持ちをなんとかしないといけないということです。
どうすればいいと思いますか?
- 気合いや根性でネガティブな気持ち潰す
- 頭のなかを「理想を手に入れたイメージ」でいっぱいにしておく
- とりあえず我慢して続けて、自分にご褒美を用意しておく
結果的に理想を手に入れることができれば何でもいいので、上記に上げたものはどれも正解だと思います。
大事なことは自分にあったやり方で理想を手に入れることです。そのほうがストレスもかからないですし。
僕が理想と現実のギャップを埋めるために意識していることとは、感情を無視すること、です。
- ネガティブな気持ちが生まれてきたら無視をして、やり始めてみる。
- ネガティブな気持ちが生まれてきたら無視をして、今やってることを続ける。
ネタティブな心に反応しないで、自分の気持ちを無視するようにしています。徹底的に無視です。
- ジムに行きたくないなーって思ってもその気持ちを無視して、ジムに中に入ることに集中する。入ってしまえば勝手に体は動くので。
- ランニングマシンも歩きたいなって思ってもその気持を無視して、走り続ける。気がつくと500キロカロリーを消費してることが多いので。
そして「今日もジムに行ってよかった!」って気持ちになれるわけです。
やり始めるだけでいい
絶対的な事実としてあるのが継続したいと思ってることは、継続すれば嬉しい気持ちになるってことです。
考えてみれば当たり前のことなんですが、ネガティブな気持ちが入り込んでしまうと、ここを忘れてしまいます。
人は、未来の自分よりも、今の自分を優先してしまいます。
今の自分を優先することは全然構わないのですが、「理想」を持ってる人は目指す場所があるっていうことですよね。
それなら、やるべきことを、やらないといけないわけです。
理想を掴むために「やるべきこと」って、入り口は辛いけど、やってる最中は楽しいものです。
受験勉強とかでもそうじゃありませんでした?
基本的には「勉強やりたくね~」っていう気持ちなんですが、勉強してから数分以上経つと気持ちが変わってきます。
「この問題を解くにはどうすばいいんだろう?」って悩むこともありますが、これは楽しんでるという側面もあるわけです。
少なくてもその時点では「勉強やりたくね~」っていう気持ちはなくなっているはずです。問題の方に集中してますからね。
問題の方に集中しているとどんどん気持ちが乗ってくるので、結果的に勉強が終わってしまう、と。
- やり始めは辛い
- やってしまうとそうでもない
ここは継続をする上で忘れたくない部分ですね。
さいごに:根性とか気合いを見直しました
僕はもともと根性とか気合いとかを推してくる体育会系は苦手でした。
どっちかっていうとクールで冷めてるタイプで、「根性とか気合いを使っても良い結果が生まれるわけじゃないし」みたいな感じです。
でも最近は、もしかすると根性や気合いを推してくる人は、
っていうことを、無意識にわかってる人たちなんじゃないかなって思うようになりました。
それを根性とか気合いという言葉に置き換えてるだけなんじゃないのかなと。
そう考えれるようになったとき根性とか気合いも悪くないなって、少しだけ思えるようになりました。
とはいえ僕は根性とか気合いに頼らず、自分の感情を無視するようにして継続することが多いですけども。
ぜひ継続作業の参考にしてみてください。
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