僕はこれまでにざっと1000件以上は質問をもらって返信をしてるはずですが、
「この質問の仕方、完璧だな・・・」
と思ったのは数人ぐらいかもしれません。
もちろん完璧じゃなくても全然いいんですよ。
最低限のマナーをちゃんと守ってくれたり、質問したいことがそれなりに具体的であれば、少なくとも僕はかなりの確率で返信するようにしてます。
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ただ「完璧な質問」がくると感動すら覚えることがあるんですよね^^
- 早くこの人に答えてあげたいな。
- 僕のアドバイスが助けになるなら協力したいな。
って思ってしまいます。
どうせ質問をするなら、なるべく相手に好かれるような書き方を知っておいたほうが絶対得です。
ここでは僕が感動した「完璧な質問」を参考に、どんなことを意識して質問文を作ればいいのかをまとめてみます。
ポイントはこの7つです。
- 挨拶をする
- 名前を名乗る
- 【重要】質問をするにいたった状況を話す
- 【重要】質問を具体的にする
- 適度に改行や段落を入れる
- 日本語&誤字脱字チェック
- お礼のメッセージを伝える
目次
質問のコツ①:挨拶をする
学校でも会社でもスーパーでも、知り合いに会ったら挨拶はしますよね。挨拶をしないでいきなり話をすることはほぼありません。初対面だったらなおさらです。
でもメールだと挨拶がない人がいるんですよね。顔が見えないからなのか、SNS感覚なのかわかりませんが、印象は良くないと思います。
挨拶をしたからといって質問する内容が伝わりやすくなるなんてことはありません・・・が、挨拶すればお互い気持ちいいっていうのは小学校の頃から教わっていたし、それって絶対あると思うんですよね。
挨拶の仕方は「はじめまして」でも「こんにちは」でも「こんばんは」でもなんでもいいと思います。
少なくともヤフー知恵袋の質問とかでときどきみる
- 急ぎです!
- 緊急!
- 急いでます!
なんて言葉を最初に書いちゃ絶対ダメです!!
質問のコツ②:名前を名乗る
挨拶と同じくマナーに関することです。
名前を名乗らないからといって、質問文が成り立たないわけじゃないですが、やっぱり必要ですよね。名前を名乗らないと、面と向かってるのに覆面レスラーがマスクをかぶったまま質問してるみたいに思えます。
そこはちゃんとマスクを脱ぎましょう。
本名じゃなくてもいいと思います。偽名とかニックネームでもいいと思います。相手を呼ぶ名前がわかっていたほうが僕としてもコミュニケーションが取りやすいですし。
あと名前を名乗ってくれたほうが覚えてもらいやすいです。
「はじめまして!○○と言います」という感じで、質問する前に名乗ってもいいです。メールのいちばん最後に宛名として書いてもいいと思いますね。
質問のコツ③:【重要】質問をするにいたった状況を話す
何かを質問するだけの文章なら、1、2行で終わるはずです。「~ですか?」「~を教えてください」と書けばいいだけなので。
でも回答するのはSiriじゃありません。ちゃんと感情をもった人です。「人」に対して、機械のように接するのは失礼なので気をつけましょう。
相手から回答をもらうというのは、相手の時間を奪ってるという事実を忘れてはいけません。
そのためなるべく時間を取らせないようにするために、質問は具体的に伝える必要があります。
自問自答チェックシート
質問する前に伝えなければいけないことがあります。
それが「その質問をするにいたった状況」です。
- 何がわからないのか。どこまでわかるのか。
- どこまでわかったか。どこからがわからないのか。
- 何をやってきたのか。何をやらなかったのか。
- どこまでできたか。どこからができないのか。
- どこまで調べたのか。調べてないのか。
- 調べたけどわからなかったことがあるのか。
・・・とかです。
上の問いすべてに対して答えることはできないかもしれませんが、質問する前に自問自答するだけで「その質問をするにいたった状況」を簡単にまとめることができるようになります。
こういう背景がわからないと、どんな回答を求めてるかわからないことがあるので意識してみるといいと思います。
背景を伝えれば悩みも伝わる
つまり、質問内容より「その質問をするにいたった状況」を長く書いたほうが良い質問ということになります。
8:2(または9:1)ぐらいで詳しく書くことが理想ですね。
逆に言うと、質問した背景を詳しく説明してくれれば、どんなことで悩んでいるのかすぐにわかります。
面倒に思えるかもしれませんが、自分が面倒と感じるぶん、相手(回答者)の負担を減らすことができます。
相手のことを考えるということは、アフィリエイトやネットビジネスでは必須能力なので、ここは勉強だと思ってがんばりましょう。
それに上手く説明できなくても問題ありません。
字がそれほど上手くない人が丁寧に書いた手紙ってすごく伝わりますよね。あれと同じです。
質問のコツ④:【重要】質問を具体的にする
何を聞きたいのかはっきり決まってない。でもなんとなく悩んで不安だから助けを求めるために質問しようとする、という方もいます。
ここがはっきり決まってないと、回答するほうは困ってしまいます。
「悩んでるのはわかるんだけど、何を求めてるんだろう」って考えてしまうんですよね。そうすると相手の時間を奪ってしまうことになります。
例えば僕自身このような質問をもらったことがあります。
「~~。このあたりが思い通りに進まないんですよね。どうしようかなってずっと悩んで1日過ぎてしまいました。」
・・・特に具体的に聞きたいことは書かれてないようでした。
僕からすれば「そうなんですか。大変ですね。」で終わってしまいます。だってこれは報告メールですから(笑)
もしかすると遠回しに質問してるのかもしれません。
「こういうことを書けばなにかしら返信をもらえるかもしれない」という気持ちですね。
でもその意図に感づいて返信しないという人は多いと思います^^;
返信を期待するような遠回しな質問はもったいないので、はっきりと伝えるようにしたほうがいいでしょう。
答えやすいように質問する
なるべく相手が答えやすいように質問するということも大事です。
難しい質問をしてはいけないということではありません。
例えば、
「私はこのような理由から○○のように思うのですが正しいでしょうか?」
という質問なら答えやすいですよね。正しいか間違っているかを伝える&その理由を伝える、ようにすればいいので。
また、
「Aでしょうか?Bでしょうか?」
という二択の質問も答えやすいと思います。
もちろん「○○についてどう思いますか?」という質問でもOKです。そのかわり(3)で説明したように質問するにいたった状況説明をしっかりとしましょう。
そうすれば質問者の意図がわかるのでどう答えてあげればいいのかがすぐにわかると思います。
質問を1つに絞る
また基本的に質問は1つに絞るのがベストです。
ときどき
「○○ですか?また、●●だと△△ですか?ここもわからないのですが、■■なら□□なのでしょうか?」
と連続して質問する人がいますが、これもあまり印象は良くないです。
たくさん質問をしてはいけないということじゃないですが、一つの質問をするなら、そのぶん質問にいたった状況の説明が必要になります。
複数あるなら、
- 説明&質問1
- 説明&質問2
- 説明&質問3
のように分けて質問したほうがいいと思います。
質問のコツ⑤:適度に改行や段落を入れる
これは質問文に限らずブログ記事でも同じですね。
改行や段落がまったく入ってない文章はとても読みづらいです。読みづらいと相手に理解してもらえるまでの時間がかかります。
あと、文章を書いてるときに箇条書きにできる箇所はないか、ということも意識してみましょう。
伝えたいことがまとまっていれば、必ず箇条書きの箇所がでてくるはずです。
箇条書きは目にとまりやすいので、重要な箇所を箇条書きにするのもおすすめです。
質問のコツ⑥:日本語&誤字脱字チェック
意味が通じる日本語か、誤字脱字がないかチェックします。
文章を書くことに慣れてない人は、わかりやすく伝えやすい文章を書くなんて難しい、と思うかもしれません。
でもそこまでわかりやすい文章を求めてるわけじゃありません。
どんなことで悩んでて、どんなことが聞きたいのかということが伝わる文章なら問題ないということです。
作った文章を何度か読み直したり、時間を空けて読み直せば、簡単にチェックすることはできるはずです。
誤字脱字もそうですね。ちゃんと読み直せば絶対気づくものです。
ちなみに僕は文章を読み直すことをすれば、誤字脱字は100%防げるものだと思っています。
質問のコツ⑦:お礼のメッセージを伝える
これは質問の回答をもらった後のことですね。答えてもらったお礼のメッセージを伝えるようにしましょう。
これをやらないと相手に悪い印象が残ります。
メールでのやり取りは顔が見えないからこそ、感謝の気持ちを文章で伝えるようにするべきです。
…というか、何かをしてもらったらお礼を言うなんて当たり前のことですよね^^;
理解レベルを伝える
お礼のメッセージを伝えると同時に、回答をもらって自分がどの程度理解できたのかも伝えるようにしましょう。
例えば、「勉強になりました!」だけではなく、
- どのあたりが勉強になったのか
- 自分の見方はどのように変わったのか
とか。
どこまで理解したのかを伝えないと
「自分の回答は役に立てただろうか」とか
「自分の回答の仕方は悪かったのかな」と
相手に思わせてしまう場合もあります。
もちろん、回答の中でわからない部分があったら、正直にこのあたりがわからないと伝えてしまってもいいと思います。
そのときはさらに回答をいただけるはずです。
質問文を考えることのメリット
7つご紹介しましたが、そのなかでも
- 質問をするにいたった状況を話す
- 質問を具体的にする
この2つは特に大切です。
たぶんこの2つをしっかり考えて文章にすれば、自分で解決方法がわかってしまうこともあるはずです。
悩みを可視化することができれば、何をすればいいのかわかるはずなので。
あと、悩みを紙に書き出したらを心がスッキリするってありますが、ああいう効果もあるのかもしれません。
もちろん解決方法はなんとなくわかってるけど背中を押してほしいから質問するっていうときもあるかもしれません。
それはそれで全然いいと思います。
どちらにせよ、自分のなかにある「モヤモヤ」や「わからない」という感情を形(文章)にする努力をしたあと、質問するようにしましょう。
さいごに:質問をもらって迷惑に思う人はいない!
いろいろ書きましたが、気軽に送ることも重要です。
最低限のマナーやルールを守っていればほとんどの人は返信してくれるはずです(すごく忙しい人は無理かもしれませんが)。
僕もいろんな人に質問とかメッセージ送ってた頃がありました、けっこうみんないい人ばかりです。
またこれは個人的なことですが、
雑談、プライベートのこと、作業報告…etc
質問以外でもメールをもらうことは嬉しいです。
なかにはシンプルに質問だけ述べてくださいという人もいるかもしれないし他の人はわかりませんが、僕は関係ない話を伝えてくれるのも嬉しいです。
そのことでアフィリエイトをしてる人が、どんな人なのか知ることができるし。
あとは単純にこのブログを作ったからこそ繋がれる関係って面白いなって思いますし。
また、稼ぐことと関係ない話をしてくれるって、心を開いてないとできないことだと思うので、そういう意味でも嬉しいですね。
作業報告だったら、1週間に1度位のペースで毎週連絡してくれても全然構わないです。
ということでよかったら僕宛てのメッセージもお待ちしております^^
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