体をたくさん動かすと、体は疲れます。
これは頭も同じです。頭をたくさん使うと、頭は疲れます。
疲れのレベルもあります。
- 少し休憩すればまた頑張れるレベル
- 1時間ぐらい昼寝すれば回復できるレベル
- 「もう今日は無理だ!!」っていう致命傷レベル
僕はときどき「致命傷レベルの頭の疲れ」になるときがあるのですが、これは頭がどういう状態になってるんだろうって思っていました。
この状態になると頭がショートしてもう何も考えたくねーってなります。
もう今日の作業は絶対無理だなこれ。明日やろうはバカヤロウなんて言わせねーぞ・・・って気持ちになります。
頑張って作業しまくって、充実感に満たされながら致命傷レベルになるなら問題ありません。
「今日も頑張ったな~」って素直に思うことができるので。
でもネットサーフィンして遊んだり、調べごとをしたり、パソコンのシステム系の問題でトラブルがあったり…ということで時間を費やしてしまうことってあります。
そうなると、じゃあそろそろ作業するか!ってなったときに、力が入らず、すぐエンスト状態になります。
もう他のことで頭を使って疲れてるので、今日はダメだ、集中できん!と思ってしまうんですよね。
僕と似たような経験をしたことがある人は多いと思いますが、これは思考体力を意識してないからなんですよね。
目次
考え続けると疲れる=思考体力が減る
頭がショートするのは、人間には「思考体力」があるからです。
これがあるから、体を酷使すればもう動きたくないって思うように、頭を使いまくったらもう頭を使いたくないって思ってしまいます。
決断疲れと似てるかもしれません。
意識的にも無意識的にも僕らは毎日なにかを決断してます。ネットサーフィンとかはもろ決断しまくってます。
そうすると決断というHPがどんどんすり減ってくわけです(これが決断疲れ)。
決断する力は1日で使えるキャパがあるように、思考体力にもキャパがあります。
朝起きたときは、スマホの充電が100%あるように思考体力も満タン。
でもいろいろと考えるうちに思考体力が減っていき、充電が少しづつ減ってくことになります。
そして睡眠を取れば次の日にまた思考体力は100に戻るというわけです。
(ダメージがひどすぎると次の日になっても100に戻らない)
ただ思考体力がたくさん残ってるうちに優先度の高い作業を片付けていったほうがいいってわかってるのに、それができないことがあるんですよね^^;
先に考えたことは、あとに考えることに影響する
優先順位度の低い作業を最初にやることで生じるデメリットは他にもあります。
先に考えたことは、次に考えることに影響を与えてしまう、ということです。
例えば作業する前に、新しいスニーカーを買うためにオンラインショップを眺めてたり、コーデ画像を眺めてたり、スニーカーの特徴を調べなら、何を買おうか悩んでいたとします。
結局何を買うのが決まらないまま作業モードに入って記事を書き始めると、いきなり頭のなかで
「あ、やっぱ、このスニーカー履けばこういうコーデもできるしいいな。あの色だったらあのパンツとも合うしな。でも合わせづらい色だから履く機会も減るかな…」
なんてことを考え始めるわけです。
そして一度考えてしまったら、一旦作業を中断して、再び楽天とかAmazonとか眺めるようになります。
結局どんどん時間は過ぎ、思考体力も減り、致命傷レベルの疲れに近づく・・・ってわけですね。
作業する前は「3つ」準備しとけって話
すでにお気づきだと思いますが、これを防ぐためには思考体力が残ってるうちにさっさと優先度の高い作業をやるべきです。
作業できる時間を確保できたら即やる。スタートダッシュする。
そのために必要なのは、ちゃんと準備しておくことです。
- 準備①:どんな作業をするか決めておく
- 準備②:やりきる覚悟を作っておく
- 準備③:作業環境を整えておく
準備①:どんな作業をするか決めておく
たぶんここを具体的に決めてない人は多いと思います。
作業時間を確保できたときパソコンの前に座ってから「さて、なにしよう」とそのときに考えようとするのは無駄です。
昨日の作業の続きをやるわけだから決めなくても大丈夫!という人でも、作業モードに入るまでに時間がかかると思います。
例えば昨日書いた文章の続きを、今日書こうと決めてても、スタートダッシュはできません。
どんなことを伝えようとしてて、どんな構成・流れで書こうとしていたのか忘れてるんですよね。
そうならないように隙間時間を使ってあらかじめ復習しておくべきです。
WordPressとかGoogleドキュメントに下書きを書いてるなら、スマホでも覗くことができます。
5分ぐらい隙間時間があったら「昨日どんなこと書いてたんだっけな」と復習しておけば、作業時間を確保できたとき、すっと作業モードに入ることができます。
新規記事作成のときも同じ
もちろん今日から新規記事を書くという人も、どんなことを書くのか、どんな構成・流れで書くのか、どんな情報を仕入ればいいか、など隙間時間に決めておいたほうが絶対いいですよ。
予習と復習を作業の前にやっておく。
ほんのちょっとの意識かもしれませんが、これをやっておくだけで作業に入るのが楽になりますよ。
準備②:やりきる覚悟を作っておく
意味はそのままですが、
- 「作業時間を確保できたら、必ず1記事作成して投稿する」
- 「作業時間を確保できたら、リサーチと情報収集をすべて終わらせる」
とか、 作業をする前に気持ちの準備をしておくということです。
朝起きて思考体力が満タンのうちに作業をしたい人は、前日の夜にこういう気持ちを作っておくのが理想です。
これをやるだけで作業に対する姿勢が全然変わります。
作業前に気合を入れおくと捉えても構いません。
毎回作業前に覚悟を紙に書いて、パソコンデスクの見える位置に貼っておく…のようなやり方でもいいですよね。
準備③:作業環境を整えておく
例えばいつも作業するデスクがあるとします。
作業に集中するためには、デスクの上をできるだけ綺麗にしておくことが望ましいです。
作業中にデスクの上にあるスマホ画面にLINEの通知を確認しました。
LINEの通知に気づいたら誰からのメッセージか知りたくなるし、どんな内容なのか知りたくなります。
それに LINEってメッセージの最初の文章が画面にうつるじゃないですか。
その最初の画面に「○日に飲みに行こうよ!参加メンバー聞いたら驚くよ!…」みたいな文章が書かれているのを目にしたらもう絶対開くと思うんですよね。
だからスマホの画面は目に入らないようにしておいたほうがいいと思いますし。
あと、音楽も情報なので聞きながら作業はしない方がいいと思います。
僕はこういうのすごくあるんですが、たまたま聞いたポップミュージックを聞いてしまうとその音楽がずっと頭の中でループするときがあります。
寝る直前にこの音楽ループ状態が脳内再生されると眠れなくなるなんてことがたまにあるんですよね。
あ、 もちろんデスクの上だけじゃなくてパソコンの中も整理しておくことが大事です。
例えば作業中にYouTubeを見てしまう人がいるならYouTubeにアクセスできないような設定をしておくとか。(Chromeの拡張でこういうのいっぱいあります)
よくアクセスするサイトには、ブックマークやショートカットできないようにしておくとか。
こういうちょっとした事なんですが作業環境を整えておくことはおすすめです。
気になることはメモして、あとから調べる
ちなみに僕は作業中に気になることや調べたいことが出てきたら、『メモ帳』のテキストエディターにメモしておきます。
箇条書きにばーっと並べておくんですよね。
そして作業が終わって時間のある時に、片っ端から調べてくという感じです。
ときどきあとから調べるとき「あー、もうーこれ、調べなくてもいいか」みたいなことも出てくるので、それはそれでいいかなと思います。
気になったその時に調べごとをすることも大事だし、調べたことで偶然の出会いみたいなものあります。そこで新しい知識が増えるとか。
ただそれは作業中にやることじゃないですよね。
作業中は作業をメインに進めるべきです。
気になることをすぐに調べるというモードは、メインの作業が終わってからでいいんじゃないですかね。
さいごに:自己管理が上手い人は稼げる
作業に集中するって簡単なようでできないです。
それだけ自分をコントロールするって難しいし、こういう訓練って僕も含めてほとんどの人がやってこなかったことです。
僕自身もネットビジネスやアフィリエイトをするようになってから自分をコントロールすることが大事だなと、すごく感じるようになりました。
作業は強制的にやらされるものではないので、自分で自分自身を管理しなければいけません。
ただ、嬉しいことにこの自己管理は意識すればするほど上手くなっていきます。
これが稼ぐことにも繋がってくるので今日から意識していくことをおすすめします!
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