ブログ内にある文章以外で目に留まりやすい順位といったら
画像 > 見出し > 文字装飾 > 普通の文字
かなと思っています。
画像はぱっと見ただけで直感的に理解できるものなので、最も目に入りやすいです。
Youtubeをブログ内に載せるとサムネイル画像が表示されますが、あれもどんな動画かぱっと見で判断できますよね。
見出しは、
- 通常の文字よりも大きい
- 太字になっていることが多い
- デザインを取り入れることができる
などの理由から、やはり目立ちやすい印象です。
そしてその次に目立つのが、文字装飾。
ブログでは特に読んでもらいたい箇所を伝えるために文字装飾をします。
基本的な文字装飾のやり方については以下を参考にしてみてください。
文字装飾に注目しながらいろんなブログを見てると、面白いことにほんとバラバラなんですよね。
バラバラということは、たぶん
という感じで、感覚的にやってる人が多いということ。
僕も最初はそんな感じで雑に使っていたんですが、なんとなく自分ルールができてきたのでまとめてみます。
よかったら参考にしてみてください。
ここでの文字装飾は
- 文字を太字にする
- 文字に色をつける
- 文字にマーカーを入れる
- 文字を大きくする
など、「文字に焦点を当てた装飾」に限定しています。
枠をつけたり、表を作ったり、タブを入れたりする装飾は含みませんが、通ずる部分はたくさんあるはずです。
目次
文字装飾をする理由1
なんで文字装飾をするのか考えたことはありますか?
たぶん一番最初に思い浮かぶのは、重要な箇所を伝えるため、じゃないかなと思います。
重要な箇所に文字装飾をつける。たしかにこれは大事なことだし、親切なことですよね。僕もよくこの使い方をしますし。
この使い方は、学生時代に学んだことだと思うんです。
教科書に蛍光マーカー使って(懐かしい)、ラインをたくさん引いてませんでした?
先生から「はい、ここ、線引いて」みたいに指示されることもありました。
あれは重要な箇所に印をつけてくださいってことですよね。
こういう教育を受けてきたので、ブログを書くときに重要な箇所に文字装飾をする、っていう考えが自然と出ててきてしまうんじゃないのかなと予想してます。
文字装飾をする理由2(こっちも大事!)
実は文字装飾をする目的は、重要な箇所を伝える、ということだけじゃありません。
スクロールする手を止めて、じっくり読んでもらうため、という目的があります。
特に
- ブログで稼ぐ
- ブログで行動させる
なら、こっちのほうを意識して文字装飾したほうがいいですよ。
ブログ記事は読者の悩みに「答えを届けること」が大切だと言われていますよね。その答えを、読者は早く知りたいって思うわけです。
でも僕らとすれば、その答えを伝えてつつ
- 最後まで読んでほしいし
- 別ページに移動するリンクを踏んでほしい
わけです。もっというと、心を動かしたいし、リピーターになってほしいし・・・っていうのもあるかもです。
(このあたりはブログを運営する目的によって変わるはず)
そのために読者を満足させつつも、「このあたり読んでみてよ」っていうことを言葉以外で伝えるのが文字装飾の役割ってことです。
読み手を操作する2つの文字装飾
「スクロールする手を止めて、じっくり読んでもらうため」に行う文字装飾なんですが、僕はこんなふうに考えています。
- スクロールの手を止めてもらう
→ 文字を大きくする - (文字装飾の周辺を)じっくり読んでもらう
→ 色やマーカーを使う
です。
僕はこうやって分けてるというだけで、手を止めてもらうために色やマーカーを使ってもいいし、じっくり読んでもらうために文字を大きくしても構いません。
文字装飾で「スクロールする手を止めて、じっくり読んでもらう」という目的が達成できればいいわけですから。
①文字を大きくして操作する
記事に訪れた読者は自分の探している情報を見つけるためにスクロールをします。スマホでもパソコンでも。
そのとき記事の中で大きな文字があったらそこで「ピタッ」とスクロールする手がとまります。
「やばっ!漏れそおおっー!!」
↑ ↑ ↑
上からスクロールしてきた方、ここでスクロールの手を止めませんでしたか?
こんな感じで大きな声を出して注目を集めるのと同じような効果が生まれるんですよね。
例えば、水野敬也さんのこのブログ記事(おもろです)でも大きな文字を使ってますが、そこの部分だけスクロールする手を止めてしまいませんか?
使うポイントしては
- 多用しすぎないこと
- 他の装飾(見出しや画像も含む)をできる限り排除するということ
です。
これは色やマーカーも同じですが、使いすぎると効果が激減します。
白い画用紙に、10円玉サイズの黒い墨を1つだけ入れたら目立ちます。でも数が2つ以上増えば増えるほど目立ちにくくなります。
これと一緒にで最小限に使うことが理想ですね。
また、文字を大きくするとき同時に色を付けてあげるのもアリだと思います。
上の記事でもお伝えしましたが、
危ないっ!
より
危ないっ!
より
危ないっ!
のほうが伝わりやすいということです。
②色やマーカーを使って操作する
文字装飾というと太字にすることもそうですが、色を使ったりマーカーを使うというのが一般的です。
そして「重要な箇所を伝えるために装飾を使う」というのが一般的ということもお話しました。
で、こっちなんですが、なるべく短い時間で文章の内容をイメージさせる使い方です。
例えば次の2つなら、2番目のほうが短い時間で内容を理解してもらいやすいです。
- 次の日も眠気や疲れが残るため、睡眠時間を削って勉強をすると非効率です。
- 次の日も眠気や疲れが残るため、睡眠時間を削って勉強をすると非効率です。
「非効率」だけ目に入っても文章の内容が理解できません。
でも「睡眠時間を削って勉強をすると非効率です」のほうが、どんなことを伝えようとしているのがすぐ理解できます。
また、僕はときどきやるのですが、装飾するときにイメージさせやすくするために文章を修正するときがあります。
例えばさっきと同じ意味合いの文章で
- 睡眠時間を削って勉強すると、次の日も眠気や疲れが残るため非効率です。
と書かれていたら、太字だけ目にしても「なんの話だ、これ?」と一瞬思いませんか?
でも、
- 次の日も眠気や疲れが残るため、睡眠時間を削って勉強をすると非効率です。
と、書かれたら、太字の部分だけで何を伝えようとしているのか理解できます。イメージしやすくなります。
ブログ記事が完成して装飾の段階に入ったら修正はしないと思いますが、
イメージさせやすくするために装飾段階でもう一度文章を修正する、ということはけっこうおすすめです。
【応用編】こんな文字装飾のやり方もあります
基本は上記で説明したことだけを意識すれば十分ですが、ここではこんなやり方もあるんだよ、ってことをまとめてみたいと思います。
見出しの答えを文字装飾するパターン
記事を読む人はスクロールをして、素早く自分が知りたい情報を探します。
そういう人に早く情報を伝えてあげるために、「見出し」と「文字装飾を組み合わせる」というやり方があります。
例えば、見出しに「洗濯洗剤の代わりになるものはこれ!」と書くとします。
そして答えとなる「重曹が洗濯洗剤の代わりになるんです。」という箇所に文字装飾をしてあげるということです。
見出しで興味を引いて、答えの部分に文字装飾ということです。
これをやってあげると読み手にストレスがかかりません。
っていう考えもあるかもしれませんが、質問が興味深いほど答えを知れば理由が知りたくなるのが普通です。
そうすると結果的にちゃんと読んでくれるようになったりするんですよね。
文字装飾だけで理解させるパターン
さっきのは見出し内でできるだけ文字装飾を少なくすることで効果を発揮するパターンです。
できれば見出し内で装飾する箇所は、1つぐらいが理想です。
で、こっちは複数の文字装飾をすることで、見出し内の内容を理解してもうパターンです。
例を出してみます。見出しと太字だけをぱっと読んでみてください。
【見出し】:右バッターと左バッターはどちらが有利?
バッターには左バッターと右バッターがいます。
左バッターは左利きの人。右バッターは右利きの人。普通はそう考えます。
でも右利きの人でも左バッターになる人は多く、逆に左利きの人が右バッターになることは少ないです。
なぜかというと、野球では左バッターのほうが有利と言われているからです。
左バッターになるメリットはいくつかありますが、代表的なものを一つだけあげるとすれば、
一塁までの距離が右バッターより近いため、左バッターは内野安打になりやすいから
という理由が考えられます。
その代表が「イチロー」。
内野安打が多く、ヒットも打ちまくり、メジャーでも大活躍した世界的な選手です。
・・・もう少し丁寧に書くべきですが、イメージとしてはこんな感じ。
見出しを読んだ後、太字やマーカーの部分だけにさっと目を通せばどんな内容なのか数秒で理解できるはずです。
(野球がよくわからない方は、イメージできないかもしれません。すみません)
ここを意識することができるだけで、すごく読みやすい記事を作ることができるはずです。
広告の近で文字装飾するパターン
例えばアドセンスなら、広告を見る機会を増やしてあげることでクリック率(CTR)が高くなります。
そこで記事内で重要な箇所(答えとなる箇所)を文字装飾し、その周辺にアドセンス広告を設置してあげるやり方があります。
そうすると自然と広告が目に入るので、クリックをしてもらえる可能性が高くなるんじゃないかってことです。
・・・ただ広告クリックを促してるように思われるのが怖いため、僕はやったことがありませんが。
でも注目される部分に、広告やリンクを設置することは絶対有効です。
もしネットで見れるドラマにハマって、番組の最後に流れる次回予告の映像を見た後に「続きのリンク」が表示されたらクリックしそうになりますよね。
あれと同じ構造だと思います。
さいごに:大事なことなのでもう一度
本文の中でも伝えましたが、個人的には「装飾が少ないかな?」ぐらいがちょうどいいと思っています。
そのほうが装飾の効果を発揮しやすくなるので。
文字装飾や枠や画像でもそうですが、入れすぎると、国道沿いの競い合って主張している看板みたくなるので気をつけたいところです。
あれ見ると頭がくらくらしません?
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