文章を書くのに5時間もかかってしまう!
濃い記事を書きたいのに1000文字しか書けない!
そんな方に共通しているのは
- 記事を書く準備ができていない
- 記事を書く正しい順序を理解していない
のどちらかだと思います。
ブログ記事を書くとは、文章を書くということではありません。
頭の中にあることを文章化する、これがブログを書くと言う意味です。
文系の考え方よりも理系の考え方のほうが間違いなく大事です。
だからこそ文章が書けないという方は、準備ができてないか正しい手順を踏んでいないかのどちらかなんですよね。
目次
【概要】素早くブログ記事を書く手順
ではどんな手順で記事を書いてけばいいのか。
まず大まかな流れを説明すると
- 伝えたいことを明確にする
- 伝えたい具体的な内容をピックアップする
- ピックアップしたことを並び替えて流れを作る
- 見出し内で伝えたい内容をピックアップする
- ピックアップしたことを並び替えて流れをを作る(2回目)
- 下書き作成
- 推敲・装飾等
- 記事投稿
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という感じになります。
もっとざっくりいうと、
伝えることを決めて、「ピックアップして、流れを作る」という作業を2回繰り返し、一気に下書きを書く
ってことです。
伝えたいことを明確にする
アフィリエイトやっている方なら
- アクセスを集めたい
- 案件を制約させたい
という目的があるし、ブロガーのかたなら
- 書きたいことについて書く
というシンプルな考えを持っていると思います。
でもアフィリエイターでもブロガーでも共通しているのは、伝えたいことがあるということです。
ブログ内で伝えたいこと(書きたいこと)があるから僕らは書くんですよね。「なぜそれを伝えたいのか?」という根拠はそれぞれ違いますが。
日記や備忘録でさえどんな事を書きたいかということは、書く前に決まっているはずです。
素早く記事を書きたいなら、まずは「伝えたいこと」を明確にしましょう。
伝えたい具体的な内容をピックアップする
伝えたいことが決まったら、それを記事化するための作業に移ります。
伝えたいことを伝えるためには、具体的にどんなことを伝えるかを考えましょう。少しややこしい言い方ですが。。。
例えばチョコレートが美味しいということを伝えるために「このチョコレートすごく美味しいんだよ!!」って言っても伝わりませんよね。
- ほどよい甘さ感を伝える
- コーヒーと合うことを伝える
- 外はパリッとしてる食感を伝える
- 中はトロっとしてる舌触りを伝える
- 絶妙な濃厚さを伝える
・・・など、いろんな角度からチョコレートの魅力を伝えることで、チョコレートが美味しいということを伝えることができるわけです。
アフィリエイトでも考え方は同じ
アフィリエイトでも考え方は同じです。
例えば「チョコレート 美味しい 理由」というキーワードを使って記事を書く場合は、 伝えたいことは「チョコレートが美味しいと言われている理由」ですよね。
じゃあ、まずは「チョコレートが美味しいと言われている理由」をピックアップしていけばいいわけです。
連想しながらピックアップしてもいいし、「チョコレート 美味しい 理由」で上位表示されている記事から情報をピックアップしてもOK。
必要のない情報はあとから削除すればいんですから。
ここでは記事の大きな流れを作るために、なんでもいいので片っ端からピックアップしてみましょう。
ピックアップしたことを並び替えて流れを作る
先ほどピックアップした内容を並び替えて、記事の構成を作ります。記事の流れと言ってもいいです。
ピックアップしただけでは情報の羅列です。そんなバラバラに散らかった情報をきれいに整えます。
つまり伝えたいことを伝えるために、どんな流れにするか考えるということです。
例えばさっきのチョコレートが美味しいということを伝えるなら、
- 書き出し
- 味を伝える(見出し)
→ ほどよい甘さ感を伝える(小見出し)
→ 絶妙な濃厚さを伝える(小見出し) - 食感を伝える(見出し)
→ 外はパリッとする食感を伝える(小見出し)
→ 中はトロっとしてる舌触りを伝える(小見出し)) - 相性のいい食べ物や飲み物(見出し)
→ コーヒーと合うことを伝える(小見出し) - まとめ
みたいな流れを作ることができます。
ここで必要ないなって思った情報は削除してもいいです。逆に追加したい情報が見つかれば追加してもいいです。
例えば、
- 「味と食感を伝えることができるなら、「匂い」とかも伝えることができるかな?」
- 「美味しいものだからこそ、関連情報としてカロリーの情報も伝えてあげたら親切かな?」
とか、流れを考えているとき、アイディアがふと浮かぶことがあります。
そんなときは記事構成に見出しを追加すると、さらに濃い記事を書くことができます。
見出し内で伝えたい内容をピックアップする
ここからは2回目のピックアップ作業。さらに細かく「伝えたいこと」を具体的にしていきます。
記事構成が決まったということは、見出しの流れも決まったということです。
ここの段階では、見出し内で書くことが決まっていればOKです。実際に見出しに書く文章は、推敲のときに決めればいいです。
見出し内でどんなことを伝えていくのか、ということピックアップしていきましょう。
例えば、さっきの例文で作成した「ほどよい甘さ感を伝える」という小見出し内だったら・・・
- 他のチョコレートと甘さを比べてみる(感覚的なことでいい)
- このチョコレートは口の中に残るしつこい甘さがない
- 最初は甘いと感じるけどすっと溶けるように甘さが消えていく
- チョコレートの成分を伝える
- 一口サイズ感が絶妙な甘さを伝えるポイントじゃないかという予想を書く
のように、小見出し内で書けそうなことをどんどんピックアップしていきます。
情報は箇条書きでピックアップしたほうが、次の工程の「並び替え」が楽にできます。
ここでもふと思ったことを手当たり次第にピックアップしていきましょう。
同様の作業を、他の見出し&小見出しでも行います。
ピックアップしたことを並び替えて流れを作る(2回目)
見出し内でどんなことを伝えるかピックアップできたら、流れを考えていきます。
見出し内の文章とはミニ記事のようなものです。
「ミニ記事(見出し内の文章)」がたくさん集まると、一つの記事となるイメージです。
ミニ記事とはいえ、記事は記事。見出し内でどんなことを伝えたいのかハッキリ決めておかなければいけません。
チョコレートの「味を伝える」という見出しなら、見出し内でチョコレートはこんなに味が美味しんだよ!ってことを精一杯アピールしなければいけません。
そのためにさっきピックアップした箇条書きをどう並び替えて、どんな流れを作るか考えます。
例えば僕だったらこんな流れを作ります。
before
- 他のチョコレートと甘さを比べてみる(感覚的なことでいい)
- このチョコレートは口の中に残るしつこい甘さがない
- 最初は甘いと感じるけどすっと溶けるように甘さが消えていく
- チョコレートの成分を伝える
- 一口サイズ感が絶妙な甘さを伝えるポイントじゃないかという予想を書く
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
after
- このチョコレートは口の中に残るしつこい甘さが残らないのが特徴
- 最初は甘いと感じるけどすっと溶けるように甘さが消えていく
- これは他のチョコレートと比べて明らかなんです
- チョコレートの成分が少し違うようです。
(またはチョコレートの成分に違いはない、ことを伝える) - 他にも私の感覚的には、「一口サイズ」ということが絶妙な甘さに感じるポイントじゃないかなと思う。
・・・という感じです。
並び替えるにあたって少し文章を変えてます。スムーズな流れがイメージできるようにですね。
そしてここも大事なことなんですが、今回のように並び替えをしていると
って気づくときがあります。
その場合は見出しのテーマを変えてしまいましょう。
味を伝える → 甘さを伝える
という感じで、見出し内で伝えることを変えるということです。
「チョコレート美味しいよ!」っていう記事自体の伝えたいことが変わらないのであれば、ここで見出し内の伝えることを変えても問題ありません。
むしろこうやって臨機応変に変えたほうが、より魅力的な構成に仕上がるはずなので。
下書き作成
ここまで作るのことができたら、もう8割完成してます!
あとは一気に下書きを作成していくだけ。
ここまでの段階ですでに、書くべきことや話の流れはイメージできてるはずです。
箇条書きの「文章と文章の間」を埋めるようにしながら、完成に近づけていきます。
例えばこんな感じ。
before
- このチョコレートは口の中に残るしつこい甘さが残らないのが特徴
- 最初は甘いと感じるけどすっと溶けるように甘さが消えていく
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
チョコレートって甘い食べ物の代表格です。甘いのが苦手な人はチョコレートが苦手という人も少なくありません。
でもこのチョコレートは口の中に残るしつこい甘さが残らないんです。
この感覚は実際に食べてみないとわからないのですがすごく不思議なんですよね。
もちろんチョコレートだから甘いですよ。甘いんですけど、口の中に入れてから10秒ぐらい立つとすっと甘さが消えていくんですよね。
最初は上手く繋げることが難しいと感じることがあるかもしれません。
でも下書きを書く時点で、すでに記事は8割完成しているのですから。あまり難しく考えず、記事の質にこだわりすぎず、完成させることを第一に進めていけばOKです。
ときどき下書きを書いてる最中に「あ、こういうことも書けるかな」って思い浮かぶことがあります。
そのときは文章を追加してもOK。
ここまで準備をしてから記事を書くと、不思議と追加したい文章がつぎつぎと頭に浮かんでくることがありますよ。
「考え尽くさないとアイディアは浮かばない」ってよく言われますが、ああいう感覚と同じなのかもしれませんね。
下書きが完成したら、推敲をして、装飾して、投稿して、終わりです!
さいごに:伝えることを細分化していくイメージです
気づいた人もいるかも知れませんが、記事を書く準備とは、伝えるべきことを細分化していく作業です。
これは目標を行動に落とし込む作業とすごく似ています。
目標を立てたらそれを達成するための行動をピックアップしますよね。
そしてどんな順序で行動を起こしていけばいいのか優先順位を立てていきます。
- 今月の目標はこれ
- 今週の目標はこれ
- 今日の目標(やるべきこと)はこれ
みたいな。
その一つ一つの積み重なりが目標達成に繋がるわけで。
目標を立てても実際に行動に移すのが難しいと感じる人もいます。目標を立てているときは楽しいんですけどね。
でも記事作成だったら、準備をするだけで(目標を明確にするだけで)8割完成したと同じです。
そう考えると、目標とか計画を立ててワクワクできる人は、記事作成も同じようにワクワクしながら進めることができるはずです。
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